
理学療法士を目指す三浦丈法さん。陸上部での経験から夢を志し、大学進学と悩んだ末に修業年数や学費を考慮して3年制を選択。自身の長所を活かし勉強に励む、三浦さんの決断の軌跡を紹介します。
3年制コース 1年(2026年3月現在)
三浦丈法 さん


──三浦さんが理学療法士を目指したきっかけについて教えていただけますか?
理学療法士という職業を初めて知ったのは小学2年生の頃でした。学童でドッジボールをやっていたときに足首を骨折してしまったことがありました。その時の治療で理学療法士の方に支えていただいたことが、最初の出会いです。とは言っても、その時は初めておぼえる痛みにいっぱいいっぱいになってしまっていたのですが、理学療法士の方がやさしく接してくださって、それがとても印象的でした。
実際に自分が理学療法士を目指そうと思ったのは部活がきっかけです。中学・高校とずっと陸上部に所属していました。やっていた種目は中距離走で、中学時代は1500メートル、高校時代は800メートルでした。実際にクリニックに勤めている理学療法士の方が、休診日に、高校の陸上部に来られてサポートしてくださっていました。そこで色々な話を聞くうちに自分も目指したいと考えるようになりました。

──理学療法士を目指すにあたっては様々な養成校があります。数ある学校の中から東京医療学院を選んだ決め手になった部分は何でしょうか?
理学療法士を目指すことを決意したあとの進路についてはとても悩みました。実際、高校3年生の夏休み前までは理学療法学科のある大学に進学しようと思っていました。結果的に決断した理由は、やはり年数と学費でした。3年制の専門学校であれば、大学よりも1年早く終えることができます。それは大学の高い学費を1年圧縮することができるということでもあります。その際に4年制の専門学校という選択肢は最初からなかったですね。
3年制の専門学校の中で比較し、高3の夏休みに全部で3校のオープンキャンパスに行きました。専門学校東京医療学院のオープンキャンパスに参加したとき、自宅からも通いやすい立地や学校の雰囲気の良さが印象に残りました。さらに、陸上部でお世話になっていた理学療法士の方がここの卒業生だったことも決断の後押しになりました。そのあと、ホームページを見たら「理学療法士推薦制度」のことを知り、入学金を減免できたことも決め手の一つです。

──三浦さんはAO入試(総合型選抜)6期で専門学校東京医療学院を受験されました。このときのことを振り返っていただけますか?
途中まで大学への進学と悩んでいたこともあって、AO6期は9月中旬の受験でした。そのタイミングで進路が決まるのも十分早い方だとは思うのですが、AO1期ですと6月上旬の受験ですから、3ヶ月の差があります。高校3年生でのその3ヶ月は大きいなと思いますね。もう少し早く受験していれば、将来のための勉強をしたり、車の免許を取ったり、同じように先に進路が決まった友人たちと遊んだり、アルバイトをしたりと自分がやりたいことをさらにすることができたと思っています。そのため、進路の決断は早めに行うことが大切だと実感しました。
AO入試の面接では、途中で言葉に詰まってしまうくらい緊張していました。面接官の先生が3名いらっしゃったのですが、そんな僕に対しても優しく声をかけてくださり、落ち着いて自分の思いを伝えることができました。自分の強みについて問われた際には、6年間陸上部をやってきたことに裏付けられた「継続力」と答えました。部活動で培った、一つのことをやりきるための力や忍耐力を3年間の勉強に活かしていきたいと伝えました。実際、1年間やってみてそれは活かすことができていると感じています。

──3年制の場合はどうしても1年間で学ぶ量が膨大になりますよね。
そういう意味で言うと、AO入試を受けたことで早期に入学を決めた人が受けることができる「入学前教育」に参加できたことは大きかったと思います。11月から月1回行われ、1年次の主要科目の授業で学ぶことを事前に学習できるプログラムです。やはり、1年次の前期で受ける内容をあらかじめ知っているというのはアドバンテージになったと思います。高校時代は決して勉強が得意だったわけではないので、入学前は当然勉強に対する不安も大きかったのですが、それが少しでも解消されたことで受けておいてよかったと思っていますし、そのおかげで実際に成績として結果を出すことができています。
今では勉強のペースもつかめるようになってきて、試験直前にあわてて詰め込むのではなく、余裕を持って計画的に学習することを心がけていることが、成績を維持できている理由の一つだと思っています。覚えなくてはいけない量に対して途方に暮れることはあるのですが(笑)、「自分がやりたくて目指したことなので頑張ろう」という気持ちでこの1年を乗り切ることができました。「理学療法士になる」という結果を出すために専門学校に入ったわけですから、勉強が得意でなくてもそれをやって頑張るしかないという想いですね。

──この1年間、先生方はさまざまな形でサポートされていたと思いますが、学生の皆さんと先生の距離感はいかがですか?
そこは1学年1クラスの少人数制の大きなメリットだと思いますが、先生方にも気軽に質問しやすい環境ですし、距離は本当に近いと感じています。また、先生方の中にはこの学校の卒業生もいらっしゃるので、学生の立場に寄り添いながら実体験も交えつつ親身に相談に乗ってくださる点が印象的です。最初は何げない質問から始まって、そこから人生についての話を聞いたりするなど、こういうことは人数が多い大学ではできなかったことだろうなと思っています。
──最初の1年が終わりにさしかかり、専門学校 東京医療学院で良かったという点を振り返っていただけますか?
良かった点の一つは、先ほどお伝えした入学前教育にも関連することなのですが、そこでクラスメイトになる人たちと早く仲良くなれるということはありますね。3年間理学療法士になるために一緒に勉強していくわけですから、入学した4月にいきなりゼロから人間関係を構築していくのではなく、事前に仲良くなってある程度は気心が知れた状態からスタートできたことはメリットだと思います。
──現在お話を聞いているタイミングは、初の長期実習の直前になります。
1年目の実習は主に見学実習になるのですが、僕が行かせていただく実習先は介護老人保健施設になります。ちょうど祖母がデイサービスに行っていて、その話を聞いていることもあってまったく縁のない場所ではないので、そこで目にする理学療法士の臨床の雰囲気や接し方から自分がどんなことを感じるのか、今から楽しみです。