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教員から 2026.01.29

スマホ依存による学力への弊害とスマホ依存から脱却する方法とは?

こんにちは!

当校の授業でも、生徒同士の姿勢や歩行をスマートフォンで撮影し、それを分析するグループワークを実施するなど、
スマホは学習ツールとしても使用するため、なかなか使用を制限するのが難しいのが現状です。

しかし、東北大学加齢医学研修所が宮城県仙台市教育委員会と共同で行っている、約7万人の全仙台市立小中学生を対象とした調査によれば、
「スマホが子どもたちの学力を”破壊”している現状が浮き彫りになった」そうです。

平日1日あたりのスマホ等の使用時間が「1時間未満」の子たちは、勉強時間・睡眠時間と4科目(国語、算数、理科、社会)の偏差値が相関しており、
1日のスマホ使用が1時間未満であれば、たくさん勉強し、よく寝れば、成績が上がるという関係が成り立っています。

それでは、1日のスマホの使用時間が長くなるとどうなるでしょうか?

1日のスマホ使用時間が2時間を超えると偏差値が下がっていき、驚くべきは「3時間以上」になると、どれだけ勉強時間と睡眠時間が長くても、
平均的な成績が取れず、下位に沈んでしまっていた、ということです。

出典:東洋経済オンライン スマホが学力を「破壊」する、成績不振は勉強不足や寝不足ではなかった新事実 中高生4人に1人が「ネット依存」の恐ろしさ

そこで、この調査を実施している東北大学加齢医学研究所の榊浩平、川島隆太、両氏は、公立小学校の児童349名を対象に、6ヵ月間にわたり、スマホとゲームの使用に関するルールを、子供たちの話し合いの上で定める取組を行いました。そして、そのルールを守れたかどうかを「はい・いいえ」でアンケート調査し、自己管理能力の指標としました。

その結果、取組前よりも取組後のほうがルールを守れる児童が増えましたが、6ヵ月の取組終了後からはルールを守れる児童の数が減少していました。
そして、ルールを守れる児童の方が守れない児童よりも成績が高いことがわかりました。

このような自己管理能力を育てる取組が、子どものインターネット依存を改善し、自己管理能力を育てることで、成績を伸ばす可能性があるようです。

出典:榊浩平、川島隆太:子どもの自己管理能力を育てるインターネット依存改善プログラムの持続効果の検証

小中学生のうちから、スマホの使用時間を自己管理できるように学校や家庭が協力して取り組んでいくことが、スマホ依存にならないために大事なんですね。

それでは、高校生以上に対しては、どのような取り組みが必要なのでしょうか?

それについては、また来週書きたいと思います。

読んでくださりありがとうございました!


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