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イベント 2025.11.20

理学療法学科昼間部と夜間部の2年生が解剖学教室見学実習に参加しました

こんにちは。

専門学校東京医療学院では、某大学の解剖学教室のお力をお借りし、2年次に「解剖学教室見学実習」を実施しています。

解剖見学とは、医療機関でお亡くなりになった方とご遺族のご厚意で、医療者・研究者・医療学生のためにご遺体を「献体」してくださっており、 医学部学生がそのご遺体の解剖を進める過程で、関節や筋の構造がよく見える時期に、私たち理学療法学生もご遺体に直接触れて見学させていただける、というものです。

献体されたご遺体は、半年間は防腐処理の薬品に浸し、その後半年間でアルコールに置換されており、強い臭いなどはなく、筋肉の質感もウエットな状態でとても美しいです。

ご遺体がご家族様の下に戻るまで、2年以上の期間がかかり、そのことに畏敬の念と深い感謝の気持ちを持ちながら、当校学生達はいつも以上に真剣に実習に臨みました。

教科書やスライド資料で知識としては理解していた解剖学的知識も、この解剖実習を通じて実際に手にとって知る「身知る」ことで、医療者として「生きた」知識となります。

学生にとっては一生に一度あるかないかの貴重な機会で、教員の立場としては4回ほど経験させていただきましたが、解剖実習で学ぶことのできる人体への興味は触れれば触れるほど高まるばかりです。

今期の学生たちも、実習前と比べて医療者としての自覚をより一層深める貴重な機会となりました。

ご献体された患者様とご家族様、貴重な機会をいただいた大学関係者の皆様に、改めまして教員一同、深く感謝申し上げます。

わたしたち含め、良い医療者の教育には、ご献体が欠かせません。
献体について、ぜひ下のリンクから皆様にも知っていただけたら幸いです。

公益財団法人 日本篤志献体協会ホームページ ⇒ http://www.kentai.or.jp/