こんにちは!
専門学校東京医療学院は、地域活動にも力を入れています。
昨年は、中央区内の小学校から依頼を受けて、公益社団法人東京都理学療法士協会(都士会)の地域貢献事業として開催された
「車いす体験授業」に当校3年制コースの2年生が参加しました!
対象は小学5年生100人!
都士会から6名、当校から22名の学生と2名の教員が参加し、計30名のスタッフで体験会を行いました。
まず小学生5人1グループに対し、当校学生1名が車いすのパーツの名前、車いす介助の方法や注意点を説明します。
つぎに、都士会スタッフが蛇行運転や段差を乗り降りする方法をマットやフラフープで作成した走行路でレクチャーします。
車いすを自分で漕いで厚さ4㎝のマットを乗り越えるのはとても難しいことを体験してもらいました。
でも、事故で足が不自由になり、日常生活で車いすを使用する人はどうやって段差を乗り越えればよいでしょう?
その答えは。。。
キャスター上げ(ウイリー)です!
専門学校東京医療学院では、1年次の「日常生活活動」という授業の実技テストで、このキャスター上げを修得します!
患者さんにキャスター上げの方法を教えるためには、自分でできるようにならなきゃいけないですからね。
小学生たちに得意げにキャスター上げを披露し、「すげ~!」「やってみたい!」と大盛り上がり!
当校学生たちは、キャスター上げの練習で後ろに倒れたときにサポートする練習にも慣れていますので、
小学生には念のためヘルメットをかぶってもらい、当校学生の介助で車いすのキャスター上げも練習しました。
さすがは小学5年生。普通は3日間くらい習得にかかるキャスター上げを、20分くらいの練習でできるようになる子も!
いつもは授業を受ける立場の学生達も、教える側に立つ貴重な経験になり、
理学療法士になるためのアイデンティティーが高まるとても良い機会となりました!
さいごに嬉しいサプライズ!
当日の都士会からのボランティアスタッフに当校の卒業生がいらっしゃいました!
その方は、都士会の地域貢献事業のボランティア登録をされており、日頃から都士会活動に参加しているそうです。
いや~、教え子が知らぬ間にこんなに立派に成長しているなんて、教員として感無量な1日でした!
(真ん中が卒業生)
みなさんも、当校の
オープンキャンパスにぜひ参加して、キャスター上げを経験してみませんか?