夜間部特設サイト

Sports Physical therapist

東京医療学院の夜間部は、
『理学療法士としてスポーツに関わる』ことを目指す
皆さんの夢を応援します。

スポーツの最前線で
活躍する卒業生

梅村 悟うめむらさとるさん

ライオンズ整形外科クリニック

取得資格
  • 理学療法士(国家資格)
  • 認定理学療法士(スポーツ・運動器)

入学前の状況

どもの頃から職人的な仕事に憧れがありました。大学卒業後、事務職をしていましたが、娘の誕生を機に一念発起し、職人的な側面を持つ理学療法士を目指しました。当時は、スポーツ現場で仕事がしたいという明確な思いは有りませんでした。

在学中に感じたこと、学んだこと

年生の時に次女が生まれましたが、平日は仕事と学校があり、子どもと過ごす時間は限られていたので、週末は家族と過ごす時間を大切にしていました。家庭・仕事・学校のバランスを取ることが重要だと感じました。時間に追われる生活ではありましたが、先生からは学習面での手厚いサポートがあり、また夜間部特有のアットホームな雰囲気もあり、ストレスを感じる事なく学生生活を送ることができました。
 4年生の時、先生に勧められた病院に実習に行きました。そこで職人的な理学療法士と出会い、その時から私自身の学ぶ姿勢が変わったように感じています。20年近く経った現在も交流は続いており、色々と学ばせて頂いています。東京医療学院の先生との出会いや、職人的な理学療法士との出会いなど、人との出会いは大切だということを、実習や学生生活を通じて学びました。

卒業後から現在の状況

業後、都内の総合病院に就職し、同時期にスポーツ外来が立ち上がりました。スポーツ外来には多くの野球選手が訪れ、たくさんの経験を積むことが出来ました。また、職場の医師や理学療法士・トレーナーと勉強会を重ねで行く中で、自然とスポーツ選手をサポートしたいという思いが生まれてきました。その後、色々な出会いがあり、西武ライオンズ・ハイパフォーマンスグループの一員として、プロ野球選手をサポートする機会を頂きました。現在は、ライオンズ整形外科クリニックのリハビリテーション室長として、選手のサポートだけではなく、地域の皆様にもリハビリテーションを提供しています。

彼島 奈々かのしまななさん

横浜市スポーツ医科学センター

日本ゴールボール協会 日本代表トレーナー

取得資格
  • 理学療法士(国家資格)
  • 修士(スポーツ科学)
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

入学前の状況

校の時に膝前十字靭帯の手術をしたことがきっかけで理学療法士という仕事を知りました。大学ではスポーツ系の学部でトレーナーになるための勉強をしていましたが、将来の働き方を考えた時に理学療法士になりたいという気持ちが強くなり、大学卒業後に専門学校に入学することを決意しました。

在学中に感じたこと、学んだこと

間部に通いながら、日中はクリニックの整形外科でリハビリ助手のアルバイトをしていました。クリニックでは、実際に患者さんに関わることが多く、患者さんとの接し方・機能解剖・物理療法・評価方法など、講義や実技の授業で学んだことを活かしながら働くことができたので知識として身につきやすかったと感じています。クラスの友人も同じようにリハビリ助手をしている人が多かったので、周囲の仲間たちから刺激を受け、自分も頑張らなくてはと思いながら過ごせました。大学院(スポーツ科学研究科)にも2年間通っている時期があり、ダブルスクールは勉強量が多く大変でしたが、先生方が手厚くサポートしてくれたおかげもあって乗り越えることができました。

卒業後から現在の状況

学中にアルバイトとして働いていた横浜市スポーツ医科学センターで理学療法士として働いています。そこでは、一般の方からスポーツ選手、学生から高齢者まで幅広い範囲の患者さんの評価や治療、運動指導を行っています。また、アスレティックトレーナーの資格を持っていたこともあり、職場の紹介で視覚障がい者の競技であるゴールボール日本代表チームへの帯同もさせていただいています。合宿や遠征がある場合にチームの活動に参加して、日常生活や練習のサポートやトレーニングサポート、コンディション管理、外傷・障害の対応などを行っています。

スポーツ特化
カリキュラムの一部紹介

course 01

運動器系理学療法治療学Ⅰ(上肢疾患)

基本的な運動器疾患(骨・関節疾患)に関する基礎知識を学び、各疾患に合わせた理学療法評価及び治療概念の理解を深めます。

course 02

運動器系理学療法治療学Ⅱ(下肢疾患)

下肢、末梢神経障害等の運動器疾患の病態や治療法と、理学療法評価についての知識を統合し治療理論を身につけます。

course 03

運動器系理学療法治療学Ⅲ(体幹疾患)

運動療法を適切に行うために必要な知識と技術を身につけることを目的とします。
具体的には筋力増強、持久力増強、姿勢回復、協調性回復、筋弛緩、全身調整、複合基本動作、水中運動療法に対する評価法、目標設定と治療計画、リスク管理など理学療法の基本原則と流れを学びます。

course 04

整形外科学Ⅱ(スポーツ整形 他)

スポーツ種目特有の整形外科疾患(骨・関節・筋・神経・軟部組織等の運動器に関する疾患や、障害の病態、病理、臨床症状、治療手技、予後等)について学び、その知識を臨床につなげる方法の理解を深めます。

講師紹介

村岡 功むらおか いさお 先生

早稲田大学名誉教授
(元早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
医学博士

1950年福島県生まれ。早稲田大学、順天堂大学大学院を卒業。1977年より順天堂大学運動生理学教室に助手として勤務。1981年より早稲田大学に奉職し、教育学部・人間科学部を経て、2003年よりスポーツ科学部教授。その後、2021年3月に退職するまでの間、スポーツ科学学術院長兼学部長や理事(スポーツ振興およびオリ・パラ事業推進担当)を歴任。2021年4月より早稲田大学名誉教授、専門学校東京医療学院非常勤講師。

学部および大学院で運動生理学を専攻し、その後約45年に亘ってこの分野での教育研究活動を展開。一方、トレーニングドクターとして自転車競技のサポートや、日本オリンピック委員会の委託を受けて高地トレーニングにおける医・科学研究に従事。1994年の広島アジア大会では男子カバディの日本代表監督(写真)を務めるとともに、その後、女子カバディチームの全日本監督として、日本カバディの普及・発展に尽力。

Message

現代スポーツでは、競技力向上や健康づくりのいずれにおいても、経験に頼るのではなく、科学的なエビデンスに基づいたアプローチが不可欠となっています。「運動中の水分摂取は禁止」や「倒れた選手の頭にやかんの水(魔法の水)をかけてプレーに復帰」などは今では厳禁です。科学的な進歩に伴って、スポーツ現場における理学療法士やトレーナーの果たす役割は、医師の役割とともに、極めて大きくなっています。

Course Introduction

理学療法概論Ⅲ
(対象と基本的治療手段等)

運動を発現する機能(骨・骨格筋系)、運動をコントロールする機能(神経系、内分泌系、免疫系)、および運動を持続する機能(呼吸循環系)が、単発的な一過性の運動・スポーツに対してどのように応答するのか、また、規則的な運動・スポーツ活動(トレーニング)に対してどのように適応するのかを理解します。

基礎運動療法学

スポーツに関わる能力やパフォーマンスに対する遺伝と環境(トレーニング)の影響、およびエルゴジェニックエイド(競技力向上の補助手段)による影響を理解します。また、トレーニングに伴って生じる疲労やオーバートレーニングへの対処法と、競技スポーツにおけるドーピング問題への対処法を理解します。

和田桃子先生
講師紹介

和田 桃子わだ ももこ 先生

専門学校東京医療学院4年コース 専任教員
理学療法士
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
  • 専門学校卒業後、横浜市スポーツ医科学センター、八王子スポーツ整形外科勤務
  • 実業団女子バスケットボールチーム帯同
  • Wリーグ(日本女子リーグ機構)女子バスケットボール部トレーナー
  • Vリーグ(V.LEAGUE)女子バレーボール部トレーナー
  • 第19回アジア大会日本選手団本部トレーナー
  • パリ2024夏季オリンピック サポートトレーナー

理学療法士の資格を取得した後、スポーツ整形外科でスポーツ選手や愛好家のリハビリテーションに携わり、その後、実業団チームの専属トレーナーとして、日々、選手の身体の状況を把握し、練習や試合に向けたコンディション管理のサポートを実施。

Message

スポーツ選手の治療に関わる資格はたくさんある中で、私は理学療法士の資格を選びました。理学療法士の専門学校で学んだ基礎知識、卒業後に働いたスポーツ整形外科での知識がスポーツ現場の活動の礎となっています。体の動かし方など多くを学べる理学療法の道を選択して良かったと日々感じております。スポーツ現場で活動したい方がいらっしゃいましたら、ぜひ当校で一緒に学べると嬉しいです。

Course Introduction

運動器系理学療法治療学

各運動器疾患に基づいた病態の理解、組織治癒に即したリハビリテーションのゴールの設定、理学療法の展開について学びます。 また年代の違いによる組織の成熟を考慮したリハビリテーションや、アスリートの場合、競技種目・競技レベルによる理学療法の目標設定についても学修します。

スポーツ×理学療法士
卒業生の活躍事例

  • スポーツ整形
  • スポーツ障害予防
  • 学校保健
  • 健康増進
  • 中学校運動部
    トレーナー
  • 高校運動部トレーナー
  • 大学運動部トレーナー
  • 実業団トレーナー
  • プロスポーツ
    トレーナー
  • スポーツ日本代表
    トレーナー
  • パラスポーツ
    トレーナー
  • フィットネスジム
    インストラクター