ライオンズ整形外科クリニック
横浜市スポーツ医科学センター
日本ゴールボール協会 日本代表トレーナー
基本的な運動器疾患(骨・関節疾患)に関する基礎知識を学び、各疾患に合わせた理学療法評価及び治療概念の理解を深めます。
下肢、末梢神経障害等の運動器疾患の病態や治療法と、理学療法評価についての知識を統合し治療理論を身につけます。
運動療法を適切に行うために必要な知識と技術を身につけることを目的とします。
具体的には筋力増強、持久力増強、姿勢回復、協調性回復、筋弛緩、全身調整、複合基本動作、水中運動療法に対する評価法、目標設定と治療計画、リスク管理など理学療法の基本原則と流れを学びます。
スポーツ種目特有の整形外科疾患(骨・関節・筋・神経・軟部組織等の運動器に関する疾患や、障害の病態、病理、臨床症状、治療手技、予後等)について学び、その知識を臨床につなげる方法の理解を深めます。
1950年福島県生まれ。早稲田大学、順天堂大学大学院を卒業。1977年より順天堂大学運動生理学教室に助手として勤務。1981年より早稲田大学に奉職し、教育学部・人間科学部を経て、2003年よりスポーツ科学部教授。その後、2021年3月に退職するまでの間、スポーツ科学学術院長兼学部長や理事(スポーツ振興およびオリ・パラ事業推進担当)を歴任。2021年4月より早稲田大学名誉教授、専門学校東京医療学院非常勤講師。
学部および大学院で運動生理学を専攻し、その後約45年に亘ってこの分野での教育研究活動を展開。一方、トレーニングドクターとして自転車競技のサポートや、日本オリンピック委員会の委託を受けて高地トレーニングにおける医・科学研究に従事。1994年の広島アジア大会では男子カバディの日本代表監督(写真)を務めるとともに、その後、女子カバディチームの全日本監督として、日本カバディの普及・発展に尽力。
運動を発現する機能(骨・骨格筋系)、運動をコントロールする機能(神経系、内分泌系、免疫系)、および運動を持続する機能(呼吸循環系)が、単発的な一過性の運動・スポーツに対してどのように応答するのか、また、規則的な運動・スポーツ活動(トレーニング)に対してどのように適応するのかを理解します。
スポーツに関わる能力やパフォーマンスに対する遺伝と環境(トレーニング)の影響、およびエルゴジェニックエイド(競技力向上の補助手段)による影響を理解します。また、トレーニングに伴って生じる疲労やオーバートレーニングへの対処法と、競技スポーツにおけるドーピング問題への対処法を理解します。
理学療法士の資格を取得した後、スポーツ整形外科でスポーツ選手や愛好家のリハビリテーションに携わり、その後、実業団チームの専属トレーナーとして、日々、選手の身体の状況を把握し、練習や試合に向けたコンディション管理のサポートを実施。
各運動器疾患に基づいた病態の理解、組織治癒に即したリハビリテーションのゴールの設定、理学療法の展開について学びます。 また年代の違いによる組織の成熟を考慮したリハビリテーションや、アスリートの場合、競技種目・競技レベルによる理学療法の目標設定についても学修します。