2020.07.23重要新型コロナウイルス感染陽性者の発生に伴う対応ならびに中央区保健所からの回答について
2020年7月23日
学生ならびに保護者の皆様へ
専門学校東京医療学院
校 長 武田 淳史
新型コロナウイルス感染陽性者の発生に伴う対応について
昨日、当校所属の学生について新型コロナウイルスの感染が判明いたしました。当校所在地域を所轄する中央区保健所の調査により、当校内においては「濃厚接触者なし」と判断されましたので、以下ご報告します。
なお、中央区保健所との協議の結果、本件に係る休講措置は行わず、授業を通常通り実施するとともに、7/26(日)のAO入試3期も予定に従い実施します。
記
1.感染陽性者
当校学生 1名
2.これまでの経緯
上記学生においては7/21(火)に熱発したことからPCR検査を受検し陽性判定となった。今後入院加療予定で状態は安定している。なお7/17(金)以降は登校しておらず、当校内における学生・教職員との接触はないことを確認済。
3.中央区保健所の回答
現在、新型コロナウイルスについては「発症の2日前以降から感染力を持つ」と考えられており、それに当てはめると本件で感染力の発現が疑われるのは早くても7/19(日)以降であり、本人が7/17(金)から登校していないことを考慮すれば、当該学生が起因となる「濃厚接触者」が貴校内で生じている可能性は極めて低いと判断する。従って、現状では貴校内における緊急消毒等は不要と考えられ、また授業等の実施も可能である。但し、継続的に感染予防に努め、軽微な症状があれば無理をしない旨を学生に働きかけるようお願いしたい。
4.今後の当校の対応
◎ 入館時の手指消毒とマスクの常時着用、校内施設・諸設備の消毒活動(従来どおり)。
◎ 7/22(水)以降の授業及びその他学校行事(感染予防に配慮した範囲内に限る)の実施
5.学生の皆さんへのお願い
◎ 東京都での感染拡大継続を踏まえ、不要不急の外出は引き続き避けてください。
◎ 前述の中央区保健所の回答からすれば、学内での感染の恐れはないと判断されますので、その旨をご家族や職場など、不安に思われている身近な方に伝えてください。
◎ 日常生活中での感染可能性は誰にでもありますので、今後も継続してマスク着用、手洗いうがい励行、3密を避ける基本行動を行なってください。
6.その他
感染陽性者のプライバシーを保護するため、前述以外の個人を特定する情報の開示を行なわないことをご了承ください。また今後、同様の感染(疑い含む)事例は誰にでも可能性があります。そのような学生が、登校再開時に際して万が一にも差別的対応を受けることがないよう配慮をお願いします。
また保護者の皆様にも趣旨ご理解いただき、今後ともご協力くださいますようお願いを申し上げます。
【参考】保健所が「濃厚接触者」とみなす要素(中央区保健所より聞き取り)
発症の2日前以降に
・マスクを着用しない状態で
・手の届く範囲内で(一般に1m以内とされる)
・15分以上会話した
- ※各保健所により多少の言い回しの違いはあるが、以上の3つの要素が重なった場合を濃厚接触とし、単に「同じ部屋の中」「同じフロア」にいただけでは、濃厚接触とはみなさないとのこと。
以 上